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トピックス 最終更新日 020626 生殖補助医療 2002.06.26 年をとっても好きなときに出産できる卵子バンク設立。日本初 日本で初めて非配偶者間体外受精の実施を公表して日本産婦人科学会を除名された長野県の諏訪クリニック院長根津八紘医師は、2002年6月23日都内で開かれた「妊娠・出産をめぐる自己決定権を支える会」総会で、女性が若いうちに卵子を保存し、出産したいときに利用できるような「卵子セルフバンク」を開設することを発表しました。 これまで、がん治療のために、事前に放射線の影響を受けぬよう卵子を採取し保存するケースはありましたが、治療とは関係なく、未婚女性でも高齢出産に備えて若いときの卵子を保存できるとしたのは初めてです。「妊娠出産の苦労から女性を解放してあげたい」と根津医師は語りました。 また、こうして凍結保存した卵子は半永久的に利用できますが、本人だけではなく、不妊のために卵子がつくれない女性に提供することも考えているとのことです。 日本産科婦人科学会では、既婚者に限り、卵子の凍結保存を認めており、出産年齢を超えない限りとする見解を出しています。2002年6月25日 ▲諏訪マタニティクリニック http://www.smc.or.jp/smc/smc01.html

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